アルバイトローン

アルバイトローン

アルバイトローンは学生やフリーター、主婦などの固定収入がない人向けのローンと考えることができます。金融機関の公告で何と書かれていても内容的には消費者金融と思えばまちがいありません。しかしフリーターや派遣社員も増えていますので、金融機関でも融資先拡大を図るうえで、このような人たちを無視するわけにはいかないようです。もとより、最近の大手金融機関の個人融資を拡大する傾向から、当然アルバイトローンも個人融資の拡大の一貫で取り扱うようになっているわけです。

アルバイトローンを学生やフリーター向けの個人融資として考えた場合、銀行系、クレジット会社系、消費者金融系にカテゴリー分けされます。金利と融資審査は、個人ローンと同じで、金利が高ければ、融資審査は甘くなります。銀行系の方が圧倒的に金利は安くて、クレジットカードや消費者金融は借入金額によって金利がかなり変動しています。同じ金額を借りるのでしたら銀行で借りた方が金利が安いことになると思います。金利が低ければ融資審査は辛くなるのはとうぜんです。

銀行系のアルバイトローンの審査基準と貸し出し金額の限度額が問題です。UFJ銀行のモビット、三井住友のアットローン、ジャパンネット銀行、シティバンク系のCFでもほとんど金利は横並びになっています。15%〜18%です。貸し出しの限度額は新規貸し出しとそれ以降とでは制限額に違いがあります。だいたい100万〜200万の間です。審査のハードルが高くて、本人確認などは免許証や学生証でいいのですが、高額のローンの場合には、確定申告の控えや給与証明書などを求められます。

100万以上を初回で貸し出されることはなくて、せいぜい一ヶ月分のアルバイト代ぐらいになっています。返済がきちんと行なわれていて完済すれば、それ以降は徐々に審査基準が緩和されて、アルバイトローンでも車の購入資金程度のローンはできるようです。クレジットカードローンや消費者金融は審査基準が甘い分、金利が高くてローン金額も低く押さえられています。住宅ローンの資金で考える場合は、金利が高すぎますので避けるべきでしょう。

審査は業界の返済実績を管理している機関に問い合わせて行ないますので、身分証明書のたぐいを提示するだけで済みます。しかし注意が必要なのは、クレジットカードの支払いの遅延がある場合には、必ずチェックがかかっていますので、貸してくれるとしても最低限の金額しか貸してくれません。アルバイトローンの申し込みは、窓口でもネットのWEBサイトでもできますが、ネットの場合だと電話で確認をする手順が踏まれています。必要書類は郵送という形になります。どちらにせよ数社に当たって条件のいいところで借りることが賢明です。

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