バーニーズニューヨーク

バーニーズニューヨーク

バーニーズニューヨークは、ニューヨークに本拠を持つアメリカ有数のファッションセレクト企業です。当時からジバンシーやカルダンを積極的に紹介して、店のグレードを上げていきました。バーニーズという名前は、創業者のバーニー・プレスマンにちなんだものです。 創業は1920年にたどりますが、当初はメンズカジュアルの店としてスタートしました。その頃からディスカウントストアからスペシャリティストアに変貌を遂げてきました。 バーニーズの転機は1960年代にはじまります。

1970年代に、ほかに先駆けてジョルジオ・アルマーニの商品を手がけて、メンズファッションストアとしての不動の地位を築きあげました。その後、女性のファッションやレストランやギフトショップのチェルシー バッセージンなどの経営にまで乗りだしました。1980年代後半から、世界戦略の一環として、バーニーズアメリカを設立して、アメリカ国内の店舗をバーニーズニューヨークとして独立させました。この頃から、日本の伊勢丹と業務提携を行ない、日本にも進出を果たしました。

バーニーズニューヨークのアートに対する貢献は大きくて、現在のニューヨークが、モダンアートのメッカとして重要な位置を占めるようになった背後には、バーンーズニューヨークが重要な役割を果たしています。 いわゆる、商業とアートの融合によって、従来相反する商業とアートを商業アートとしてのカテゴリーにまで昇華させたのは、バーニーズニューヨークがあればこそです。 現在のバーニーズニューヨークは、ニューヨークのカルチャートレンドの発信基地の性格を有しており、さまざまなイベントやライフスタイルを提案しています。

POPで遊び心に溢れる作品に仕立てあげられています。早い時期から店舗のショウウインドウや、店舗設計にいたるまで、多くのアーティストを起用し、斬新なデザインを提案してきました。 何気ないハンガーや壁にかけられた小さなオブジェ、変わった形のマネキンまで、まるでアートミュージアムにいるような錯覚を起こさせてくれます。一つ一つのウィンドウが、飾られているファッションといっしょにアートも表現しています。 買い物をしなくとも、ショウウィンドウをのぞくだけでも訪れる価値があると思います。そればかりではなく、日常生活の雑貨にいたるまで、モダンアートのテイストを忍ばせ、今日のニューヨークテイストを作りあげてきました。 休日に日本のバーニーズに行ってみてください。

inserted by FC2 system