キャベツレシピ

キャベツレシピは、身近な食材だけに多種多様なバリエーションがあります。 キャベツ自体、世界各地で生産されていて、食されていますので、各国ごとにキャベツレセピをあげていくことも可能なくらいに枚挙にいとまがありません。 身近な食材のキャベツですが、日本では、大きく分けて２種類のキャベツが作られています。

春先に出回る春キャベツ、別名新キャベツと言われるものです。 キャベツの葉っぱの巻きが緩く、葉質も柔らかくて、生食用に適していると言われています。 もうひとつは、秋冬キャベツと言われるものです。 キャベツの葉っぱの巻きが密で、葉質が硬くて、ロールキャベツなど煮込み料理に適しているとされています。 最近では、キャベツの新種でグリーンボールといわれる春キャベツと秋冬キャベツの中間的な品種や紫キャベツと言った変種も出回っています。

日本には、長崎の出島経由でオランダから持ち込まれました。キャベツは、その歯ごたえと甘味が好まれていますが、原種はヨーロッパのケールです。 食物繊維も多く含まれているために、整腸作用があります。 キャベツは、栄養的にはビタミンＣとＵが豊富です。 改良されて、今のキャベツになりました。

キャベツ料理の定番といえばロールキャベツになります。秋冬キャベツは、葉っぱが硬い分、旨味があります。 秋冬キャベツは、細く千切りにすれば、トンカツ屋のキャベツのように美味しく食べられます。煮込むことでキャベツ特有の甘味やだしが出てきます。 キャベツに巻く具材やスープの味つけによって、いろいろな種類のレシピが考えられます。春キャベツのレシピは、サラダやコールスローなどの生食のものが多いですが、ハマグリなどと一緒に軽く茹で、スープ仕立てにしても美味しく食べられます。 秋冬キャベツの特徴を考えると煮込み料理のレシピが多くなります。

中国料理の場合、野菜は生食で食べる習慣はありません。 大半が火を通した調理法になります。 キャベツもオイスターソースで炒めた回鍋肉などが有名です。 餃子やシュウマイなどの具に、みじん切りのキャベツが使われることが多いです。

キャベツの旨味をストレートに楽しみたいのであれば、たっぷりの水にザク切りにしたキャベツか、芯だけをくりぬいた、丸ごとのキャベツを入れて、ベーコンやソーセージと一緒に茹で上げたシンプルなスープがお勧めです。 味付けは、塩と胡椒のみで、お好みでワインビネガーをたらしたり、鷹の爪を入れてもいいでしょう。