ダンシングクィーン

ダンシングクィーン

ダンシングクィーンは1970年に大流行したスウェーデンのグループABBAのヒット曲です。 若い人でも知っている曲として名曲と言われる部類に入っています。ABBAにとっては絶頂期の最も売れたヒット曲です。 今でもTVや映画で耳にすることがあります。 東欧や旧ソ連の諸国を含む42カ国の間で競われる1974年のユーロビジョンソングコンテストの優勝がきっかけとなって人気となりました。ダンシングクィーンは、1975年にリリースされました。 ABBAはビョルン・ウルヴァース、ベニー・アンダーソン、アグネタ・フォルツコグ、フリーダ・リングスタッドからなる4人グループです。

ダンシングクイーンはまさに世界的にABBAが大ヒットさせた曲として、ビルボード・シングル・チャートで1位になりました。ABBAにとっても金字塔とも言うべき曲です。西側ではオーストラリアで火がつき、西側諸国でも人気を博するようになりました。 1982年にABBAは一旦活動を停止します。 1990年に再び人気が再燃して、イギリスを中心に、ABBAのレコードがベストアルバムとして再リリースされると、イギリスで売上ナンバーワンになってしまうほどに根強い人気を誇りました。 1999年に初演された「マンマ・ミーア!」は、ABBAの曲をちりばめたミュージカルですが大ヒットしました。

「マンマ・ミア」におけるアレンジは特例とも言えるケースでした。ABBAは楽曲に対するアレンジに厳しく、NHKの子供番組でABBAの替え歌が歌われていましたが、レコードのリリースは許されませんでした。 もともと原題は「マンマ・ミア」でしたが、劇団四季が構成をアレンジした時に、タイトルも「マンマ・ミーア!」として、当初は問題とされましたが、当事者やスェーデン大使館を巻き込んでの協議の結果、今の形に落ち着いたようです。 「マンマ・ミーア!」自体、従来のミュージカルの手法とは異なっていて、ABBAの曲をそのまま使用して、構成されたものです。 カタログミュージカルとかジュークボックスミュージカルとか呼ばれていましたが、世界的な成功をとげて、ヨーロッパ、アメリカはおろか、日本でも劇団四季が公演しています。

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