イオ光

イオ光は、関西電力グループの株式会社ケイ・オプティコムがやっている通信事業になります。 行なっていないのはケーブルＴＶぐらいですが、テーブルＴＶ会社もＮＴＴのネットワークを使っていますので、全国的に行っているのか関西限定に行なっているのかの違いだけです。ＮＴＴのような通信キャリアと同じですが、電話はもとより、インターネットやケーブルＴＶを統合したところにイオ光の特徴があります。 ＮＴＴコミュニケーションズやＮＴＴデータ、ドコモなど、一通りの事業会社を傘下に持っています。 ＮＴＴの場合は、光ケーブルを使った通信網を使い、電話や通信に特化した形で事業を行なっています。

電話やデータ通信、さらにデジタル化されるＴＶなども運べてしまいますので、デジタル化したデータであれば何でも大丈夫という代物です。同じような事業は東京電力も関東で行なっています。 光ケーブルはスピードが速いだけではありません。大量通信データが運べるために、通信だけでは、そのポテンシャルを１００％使い切っていません。 イオ光の光通信網は、関西電力の電気配線に沿って敷設されていますので、関西電力の担当エリアに限定されています。 インフラとして専門企業がひしめきあっているためにイオ光のようなわけにいかないのが現状です。

イオ光のＴＶもケーブルＴＶには変わりませんが、専用回線を使っている分、画像品質がよくなっています。これも光ケーブルを使ったブロードバンドのおかげです。 昔だったら何十分とかかるところです。光ケーブルを使用しているケーブルＴＶでも、ＮＴＴ回線を利用した場合には、電話工事に伴ってトラブルがある場合があります。 ＣＤの売上が落ち、Ｉｐｏｄなどの流行によって、インターネットを使った音楽ショップからダウンロードするのが当たり前になりつつあります。その点、自前のネットワークを使っているイオ光は安心かもしれません。 ＣＤ１枚分のデータが数十秒で送られてしまいます。

携帯電話のテレビ電話とは画質の次元が違います。固定通信のレベルでいえば、地域が関西限定ということで全国的には使用できませんが、通信の品質では最高だと思います。 イオ光の料金が高いように思えますが、電話やケーブルＴＶもついた料金と考えるならむしろ安いかもしれません。 イオ光のTELvisionというサービスは、光ケーブルの利点を生かした高品位テレビ電話とも言うべきものです。 マンションなどの集合住宅であれば、さらにリーズナブルになります。