ホットヨガ

ホットヨガ

ヨガ自体の観点からホットヨガを考えてみた場合には、いろいろ注意すべき点があります。それだけで効果的なヨガのエクササイズになるということです。 最大の特徴は発汗によるデッドストック効果ということでしょう。熱いところでヨガのエクササイズを行えば、発汗作用が促進されます。 最近の中性脂肪の問題がクローズアップされているなかで、ホットヨガは中性脂肪解消にはもってこいのエクササイズと言えます。 ホットヨガとは、その名の通りサウナのようなスタジオでヨガ運動を行うエクササイズのことを言います。

一般的にヨガのエクササイズで用いられているヨガは、アーサナと言われるものです。これを習得するための方法としてヨガを行うわけですが、ヨガにも色々種類があって、ラージャ・ヨガ、ハタ・ヨガ、ギャーナ・ヨガ、カルマ・ヨガ、バクティ・ヨガ、タントラ・ヨガなど、イスラムやヒンズー教とは別の思想体系のもとに色々な形態を持っています。 そもそもヨガは、ヴェーダーンタはインド哲学の奥義を意味しています。 ラジャ・ヨガやハタ・ヨガに属しているヨガです。

ヨガは一見すると軽い運動に見えますが、筋肉などのエクササイズに比べて、内臓器官に重点を置いたエクササイズです。他の運動でも同じですが、初めて運動を行う場合には、健康診断を受けて、そのときの健康状態を確認しておくべきでしょう。 アーサナはプラーナと呼ばれる生体エネルギーを、呼吸法を基本にしたヨガのエクササイズで身体に行き渡らせるものです。その点の認識をしないでホットヨガを行うことは、ホットヨガによって問題が起こりやすいと言うことになります。 心臓に問題を抱える人や、中性脂肪でやコレステロールを溜め込んでいる人にとっては、けして軽い運動ではありません。その分、見えない内臓部分、特に循環器系や消化器系に負担がかかります。

発汗によって血中水分量が減ることは、老廃物の体外排出をも妨げるものです。脂肪燃焼で排出される老廃物は、血中を通って運ばれるわけです。 水分を取ることで、ダイエット効果が低くなると考えている人は間違っています。かりに循環器系に問題がなくても、エクササイズ中に発汗することによって、脱水症状や熱中症などの危険性はつき物です。 安易に負荷の多いホットヨガを行うのでしたら、まずは普通のヨガから始めることをお勧めします。ホットヨガでも同じですが、サウナのような環境でヨガを行う場合には、普通のヨガに比べて体にかかる負荷が大きくなりますので、循環器系に問題のある場合は避けるべきです。 十分な水分補給が必要になります。

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