イトーヨーカ堂

イトーヨーカ堂

セブン&アイ・ホールディングスがその運営元になっています。日本一有名なデパートチェーンと言っても過言ではありません。ほかには、セブンイレブンなどが有名な企業です。 もしかしたら九州か四国在住の方ではありませんか。だけど、これを読んでくださってる方のなかには、イトーヨーカ堂なんて聞いたことがないという人もいるかもしれません。 どのくらい有名かというと、クレヨンしんちゃんでは、サトーココノカ堂というパロディなデパートが頻繁に出てきます。イトーヨーカ堂は関東を中心に全国展開している巨大デパートチェーンです。 桃太郎電鉄というゲームでは、物件を割引して買えるアイテムにイートヨーカードというものがあるくらいです。実は、イトーヨーカ堂は全国チェーンではありますが、九州や四国には進出していないのです。

ドミナント政策とは、簡単にいうと、いろんなところにポツポツと建てるのではなくて、集中した地域に集中して建てる政策のことです。これはイトーヨーカ堂がドミナント政策と言われる独自の理論を元に企業展開を行なっているからです。 普通に考えれば、近いところに2店舗も3店舗も建てるより、まったく違うところに建てた方が効率が良さそうなものです。この政策が功を奏してイトーヨーカ堂は現在の人気を確立させているわけです。 しかし、集中して建てることによって、その地域でのシェア率を高めて独占力を強めるわけです。 たとえば、東京都、神奈川県、埼玉県では10も20も、それこそしつこいくらいにイトーヨーカ堂ばかり建っています。

伊藤は社長さんの名前で、羊華は、創業当時に銀座で繁盛していた「日華堂」という名前に自分の干支の「羊」を足して作った造語だそうです。ちなみに「イトーヨーカ堂」を漢字で書きますと「伊藤羊華堂」ということになっています。 現在では、親しみやすいようにカタカナ表記が当たり前になっています。これはイトーヨーカ堂の店舗やホームページにもイトーヨーカドーと記されています。 ちなみに正式には「イトーヨーカ堂」ですが、イトーヨーカドーとも呼称されます。

イトーヨーカ堂の人気には、その企業展開方法だけではなくて、もう一つ秘密があります。それは顧客のニーズにしっかり応えていることです。 具体的に言うと、障害者やご老人の利用を念頭に置いたしっかりとしたユニバーサルデザイン、ATMの設置、品揃え、一般大衆向けのお手軽な価格などがあります。これは同時にセブンイレブンというコンビニエンスストアを経営してるから気がつくところでしょう。

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