キキとララ

キキとララ

キキとララは長い間愛されている株式会社サンリオのキャラクターです。キャラクターの名称は正式には「リトルツインスターズ(Little Twin Stars)」です。12月24日生まれの双子で、ララがお姉さんで、キキが弟です。略してキキララと呼ばれています。簡単なプロフィールを紹介しますと、キキの特技は背中にしょっている星でお空を自由に飛ぶことです。星釣りと発明が大好きで、好奇心旺盛でちょっぴりあわてんぼうのいたずら好きです。ララは料理が得意で、特にスープがご自慢です。絵や詩を書くのが大好きで、怖がりでちょっぴり泣き虫です。お友達は太陽・月・星・雲・妖精や動物さんたちです。二人が生まれたところは夢星雲のおもいやり星です。発明家のお父さま星と詩人で絵かきのお母さま星です。

このかわいらしい姉弟キャラクターは、サンリオキャラクターではハローキティ・マイメロディに匹敵する長寿キャラクターになっています。1975年のクリスマスプロモーション用のキャラクターとして誕生しました。当初は「キキ」「ララ」という名称はありませんでしたが、二人の名前は、サンリオで発行している月刊誌「いちご新聞」の1976年1月号で一般公募されて、その中からつけられました。ふたりで力を合わせてきらきら輝く夜空の星になって欲しいという願いが込められています。

キキとララのデザインも長い歴史の中で、少しずつ変わっています。第一号のグッズはソックス型パースです。この当時はキキの髪の毛はオレンジで、ララは黄色でした。今は、キキが水色でララがピンクです。そしてふたりとも今より少しぽっちゃりめです。今、このグッズをもっていたら大変貴重です。キキが背中にしょっている星が、星型ペンダントに代わったときもあります。

一時、人気は下降気味になりましたが、1990年代に女子高生の間でブレイクして、人気キャラクターとして不動の地位を獲得しました。その当時にアニメーションも多く作られています。「キキとララの青い鳥」(1989)、「キキとララのヘンゼルとグレーテル」(1993)、「キキとララのしらゆきひめ」(1993)、「キキとララの星のダンスシューズ」(1994)などです。低年齢層向けのアニメーション戦略でしたが、キキララ誕生当時の子供たちがお母さんになっていたこともあって、幼児向けグッズの販売も伸びました。イメージキャラクターとして、香川信用農業協同組合連合会(1998)、西東京バスのバスカード(1999)などで採用されました。今では携帯サイトで、キキ&ララキラキラトリップ(バンダイ)というゲームになっています。

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