布ぞうりの作り方

布ぞうりの作り方

布ぞうりをご存知ですか。 名前の通り「布」でできたぞうりのことです。 素材が布ですから、布ぞうりは外履き用のぞうりではありません。しかし、布ぞうりは、従来のそれらとは違います。 ぞうりと言えば本来は「草履」と漢字で書くように、もともとは「い草」、畳などに使われてるあの草を編んで作られていた履物です。おもに布ぞうりは家の中で履きます。 現代では科学の進歩にともなってビニールやゴムなどで作られることが多くなりました。

普通の板床やフローリングはもちろんですが、畳の上で履いても畳を傷めることがありません。布と言ってもそんなにつるつるした布ではありませんので滑ったりしません。 家の中でぞうりを履くのかと思われるかもしれませんが、スリッパのようなものと考えてください。また鼻緒を足の指で挟んで歩きますので、外反母趾や水虫などの予防にもなり、とても健康的です。 布ぞうりは和風版のスリッパと言ったところでしょう。また布でできていますのでパタパタとした足音もしません。 普通のスリッパと違って、その足ざわりもやわらかくて心地いいです。

ビニールのスリッパは手製で作れるものではありませんが、布ぞうりの作り方は簡単です。さらに、布ぞうりは布ですので床の汚れ、とくに水分の汚れはつきやすいですが、汚れたら汚れたでそのまま洗うことができます。 いいことずくめの布ぞうりです。もちろんお店などで買っても構いませんが、ある程度、針仕事に自信を持つ奥様は、布ぞうりの作り方を調べてご自分で作ってみるというのはいかがでしょうか。

必要素材としては、足を乗せる土台用の布、鼻緒用の布、先つぼ用の布、骨組み用のロープ、これは荷造り用の紐などで構いません。もっとも簡単な布ぞうりの作り方は「布ぞうり作成キット」のような商品を買うことです。 必要な素材から必要な手順まで完全に布ぞうりの作り方が網羅されています。 量はそれなりにたくさん要ります、使用する布を統一させてもいいですし、バラバラならカラフルな布ぞうりに仕上がります。初心者でも簡単に作ることができます。 新しく買ってきても構いませんし、余ってる布でも構いません。しかし、そんなものを買わずに、自分で材料を用意して作ることもできます。

藁やい草に比べると布はやわらかく編むのも簡単です。それを足で引っ掛けて輪が崩れないように固定しながらひも状に包めた布を一本一本編みこんでいきます。 布ぞうりの作り方を簡単に言うと、ロープで輪を作って草履の骨組みを作ります。

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