四柱推命占い

四柱推命占い

四柱推命占いとは、千年も昔から中国で研究されている占術のひとつになります。江戸時代ごろには日本にも四柱推命占いが伝わっていて、現在に至るまでの長い間、研究およびさまざまな人に利用されてきました。古来、中国ではこの四柱推命占いを参考にして、政治や裁判を推し進めていたほどです。ただ、現在でも、中国に限らず日本でも、政治家や企業の社長さんなどが熟練の占術士に道を訊くというのはよくある話です。細木数子先生が有名でしょう。

四柱推命占いは、陰陽五行説を基礎にして誕生した占いで、生年月日を十干十二支に当てはめて、それをもとに四柱を割り出し宿命を計る占いです。具体的に言うと四柱とは、生年月日の年、月、日、時の4つを指します。年、月、日は多くの方が自分でわかりますが、問題は時です。自分では知らないかも知れませんが、親御さんならば何時に生まれたかまで知ってる場合があると思いますので、わからない場合は聞いてみるといいでしょう。生まれた時間がわからない場合は三柱となってしまい、占いの精度は確実に落ちてしまいます。どうしても知りたい場合は、自分の出産が行なわれた病院に問い合わせてみると資料が残っているかもしれません。

十干十二支とは、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸(十干)と子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥(十二支)のことです。複雑でよくわからないと思われるかもしれませんが、四柱推命はそれだけ洗練された学問ということです。四柱推命占いを簡単に言うと、生年月日から運命を推察する占いということになります。しかし、運命を推察すると一口に言っても漠然としすぎてよくわからないと思います。四柱推命占いでは、「仕事運」「金銭運」「恋愛運」「健康運」などを占うことができます。ほかにも「子供運」「転居運」「進路運」などから「人生運」まで計ることができます。

ただ、注意して欲しいのは、占いはどんなに当たるといっても占いだということです。未来は変えられますし、変わることもあるのです。悪い結果が出ても、努力次第で幸せに過ごすこともできます。良い結果が出たからと言ってあまり調子に乗っていればかならず失敗をします。何より大事なのは、占いの結果ではなく心構えです。たとえ良い運命が待ってるとしても、それを鼻にかけて注意を怠るようになり失敗すれば占い損になってしまいます。逆に、悪い運命が待ってるとわかって、それに対策を練ってきちんと気をつけることができたなら、きっと良い意味で占いは外れてくれるでしょう。

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