スーパーロボット大戦

スーパーロボット大戦

スーパーロボット大戦は1991年ゲームボーイ用にバンプレストが販売したものです。シュミレーションゲームとRPGの融合したものです。シリーズを重ねるごとにファミコン、スーパーファミコン、プレイステーションなどに移植されるロボット系の定番ゲームです。TVアニメのキャラがマジンガーZ以降がほとんど網羅されています。カテゴリーとしては、マジンガーZやコンバトラーVなどのスーパーロボット系と、ガンダムやマクロスなどのリアルロボット系に分かれています。これだけ長寿なゲームシリーズになると、派生的なキャラクターやグッズが多く生み出されています。

ゲームクレ−ンにもスーパーロボット大戦のキャラものグッズが採用されています。アニメ版のスーパーロボット大戦には、マジンガーZにマジンカイザーなどのゲームで生み出されたキャラが登場しています。アニメとゲームのコラボレーションも行なわれています。TVアニメにもスーパーロボット大戦のオリジナルジェネレーション版が26話のシリーズとして製作されました。スーパーロボット大戦のゲームの構成は、アドベンチャーパート、インターミッション、シミュレーションパートの3つに分けられています。アドベンチャーパートは、RPGゲームの形式で、ロボット以外のキャラクターも登場し、物語が進行します。

インターミッションは、ロボットの武器などの設定や機能アップを行なう設定編ともいうべきストーリーです。ロボットのキャラに関係なく、色々な設定ができます。バランスを欠くとかえってロボットの性能を低下させてしまう場合があります。なかなか凝った設定になっています。シミュレーションパートは、ロボットバトルの実戦編とも言えるものです。アニメではできなかったクロスオーバーしたロボット同士のバトルが実現できます。アニメロボットのファンにとっては、たまらない演出になっています。

スーパーロボット大戦の特徴は、その歴史の長さから時代を超えた世代のファンが多くいるということにあります。何しろマジンガーZは、放映されて30年、ガンダムでさえオリジナルは製作されて20年以上経っています。もはや、アニメというよりは、それぞれの世代の人にとっては、文化であり共通のバックボーンとも言えます。従ってスーパーロボット大戦のファンは、老若男女を問わず数多くいます。ファミコン世代にとって、新しいシナリオとあいまって現在進行形のゲームとなっています。

inserted by FC2 system