八重洲富士屋ホテル

八重洲富士屋ホテル

八重洲富士屋ホテルとは、箱根にある老舗ホテルの箱根富士屋ホテルの展開したシティホテルです。八重洲富士屋ホテルは1983年から営業しています。東京駅から目と鼻の先の所にあるために、鉄道を使った日本国内を巡るには格好の宿泊拠点といえます。富士屋ホテル自体は1966年に富士屋ホテル株式会社は国際興業グループの傘下に入り、ホテル事業を行っています。長い伝統あるホテルとしては、国際興業の他のホテル事業とは独立した形でホテル事業を展開しています。

八重洲富士屋ホテルは東京駅周辺の東京国際フォーラムにも徒歩約2分、皇居でさえ徒歩10分という近さです。銀座や浅草、秋葉原にも近くて、観光やビジネスの宿泊施設として、もってこいの立地と言えます。観光地やビジネスの際、空港へのリムジンや鉄道アクセスの利便性はもちろん、鉄道交通のハブステーションとして交通の中枢と言えます。従来のリゾートホテルとしての富士屋ホテルと八重洲富士屋ホテルとではその機能は異なります。しかし接客サービスのスタンスとしては、ほかの富士屋ホテルとなんら変わるところはありません。富士屋ホテルはリゾートホテルとして、日光の金谷ホテル、軽井沢の万平ホテルとともに有名です。また奈良ホテルとともに早くから国際ホテルとしてその役割を果たしてきました。

八重洲富士屋ホテルは、日本の首都である東京の交通機関の要所となる東京駅に近くに開業したことは、単純なシティホテルやビジネスホテルとしての宿泊機能だけでなくて、東京の玄関、ひいては日本の玄関となるべきホテルとしてのステータスも求められます。国際興業が富士屋ホテルの業態を採用したことには、富士屋ホテルが持つステ―タスや国際ホテルとしてのノウハウを重視したためと考えられそうです。八重洲富士屋ホテルはけして大きなホテルではありません。しかし必要にして十分な設備と箱根富士屋ホテルと共通したホスピタルイティを誇るホテルになっています。

けして豪華さやスケールの大きさで、いたずらにホテルのステータスを誇るのではなくて、あくまで良質な接客サービスと気兼ねない雰囲気により、安らげる宿泊を八重洲富士屋ホテルは提供しています。伝統なフランス料理や名物のにじます料理などが用意された慎み深く、ぬくもりのあるサービスは、富士やホテル伝統のサービスといえます。近隣の大型シティホテルと比べると、一見するとなんて地味なホテルと映るかもしれません。しかし、本来ホテルは地味なものであって、アミューズメントセンターのような場所ではないはずです。その意味では、八重洲富士屋ホテルは大人のシティホテルと言えるでしょう。

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