エルグランドE50

エルグランドE50

エルグランドE50は初代エルグランドとして、今でも中古車市場では人気のモデルになっています。当時のトヨタも太刀打ちできなかった日産の独壇場の分野でした。 現在のエルグランドは2代目となります。ガソリン高騰の時ですから、無縁レギュラーの使えるVG33Eエンジン搭載のエルグランドE50でしたら、ランニングコスト面では有利と言えるでしょう。 国内初の大型のミニバンとして、居住性だけでなくて、走行性能もワゴンに引けをとりません。しかし、初代とエンジン形式が若干違うくらいで、細かい仕様変更はあるものの基本的な性能に違いはあまり感じられません。 とにかく初代のエルグランドE50は、日産の起死回生に寄与しただけあり、今でも基本性能で見劣りすることはありません。

エンジン形式は、3.3Lと3.5LのV6エンジンで、あとから2.4LのV6エンジンとディーゼルエンジンが追加されました。 2.4LのV6エンジンは、他社のミニバンを意識したものです。 デザインが当時人気のシボレー・アストロに似ていることもありましたが、国産車で同じサイズのミニバンがなかったことも、売上好調に拍車をかけたと思います。 他社のミニバンの2.4Lエンジンが4気筒エンジンだったのに比べて、V6エンジンで価格が同じであることがアドバンテージとなって、エルグランドE50の売上好調に繋がりました。

走行距離が短めで平成10年以降で100万円を割っている車は、多分事故車のエルグランドE50と思われますので注意が必要です。それでも値落ちせずにがんばっています。 エルグランドE50の中古車市場での相場は、モデルによって異なっていますが、13年エルグランド3,500Sエディション、これはエルグランドE50の最終版ですが777万もします。 走行距離も考慮して150〜200万が妥当な価格帯と思いますが、この手の車はガソリンが高騰すると肩身の狭い思いをしますので、今後は安くなってくるでしょう。

だいたい新品のエアロパーツの半額以下で、中古のエアロパーツなら購入できますので、中古づくめで割り切ってしまえば思った以上に安く、好みのエルグランドE50が作れてしまいます。 エルグランドE50は、車両本体も人気ですが、ドレスアップパーツも人気です。 格安の中古パーツに人気が集まっています。 新車で新品のパーツを揃えれば1000万近くかかってしまうのに比べると、この種の車は中古で購入して乗り潰すに限ります。

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