クィーンズコート

クィーンズコート

クィーンズコートQUEENS COURTは、若い女性向けのアパレル・ブランドです。 ビッキー(VICKY)やメイソングレイ(MAISON GRAY)などのブランドを持つ神戸の潟rッキーが発信するこのブランドが、今、女の子の間で人気急上昇です。

ファッション誌に載るや通販サイトで売り切れが出るほどのレスポンスです。しかし、クィーンズコートはその伝統を受け継ぎつつも、キュートでフェミニン、しかしトレンドに流されない(conservative=保守)上品さとカジュアルさを兼ね備えた、若い女性向けの神戸デザインといえるでしょう。 神戸デザインといえば、シックでエレガンスな大人の女性のデザインが特徴です。そのブランド・コンセプトが「かわいい女の子」から「大人の女性」へ成長を意識する若い女性のハートをつかんでいるようです。 ブランド・コンセプトは「シンプルで甘すぎないかわいらしさ(cute)を追求したニューキュートコンサバティブ」です。

長く愛されるデザイン、常に品よくというブランドの気持ちが伝わってきます。しかし、大人の女性の落ち着きがあります。着る側のセンスが問われるのもクィーンズコートの特徴だと思います。 デザインは一見とてもシンプルです。一方で、シルエットやワンポイントのリボンにさりげないキュートさが表現されていたりします。また女性のファッション・センスを磨いてくれる服だということもできます。 着こなしによって、色々な見せ方ができることが、このクィーンズコートの魅力のひとつになっています。それは、着こなしを楽しむことのできるデザインという意味でもあります。 無地にグレーやピンクの単色の色使いなど、華やかさや派手な色使いはありません。誰が着てもそれなりに似合う、ファッション誌を飾るトレンドの服と違って、さまざまにコーディネートできることも大人の女性の服の条件です。

日本では女性向けファッション誌が数多く出版されて、とくに若い女性、ヤングアダルト向けの服は次々とトレンドが生まれては消える、デザインが短命な特徴があります。それは流行に左右されないデザイン、古くならないデザイン、ファッションが育っているということだと思います。 去年の服なんか着れないという日本のヤングアダルト、ファッションの現状ですが、クィーンズコートようなブランドの出現によって、より洗練されたファッションの楽しみ方が、日本の若い女性の間にも根づいてくるかもしれません。一方、ヨーロッパでは、服を大切に何年もかけて楽しみます。 。そのようなデザインを、自分のセンスで楽しむことができる文化が育っているということでもあります。

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