アナスイポーチ

アナスイのブランドが日本に進出したのは１９９７年です。アナスイのブランドが始まったのはアメリカのニューヨークで１９８０年になります。日本人には馴染みやすいデザインと言えるでしょう。よく考えるとハマトラなどと通じるところもあります。花鳥風月的な自然をモチーフにした花柄や蝶などのエキゾチックなデザインで一斉風靡しました。最近のアジアントレンドを作り上げたデザイナーと言えます。アナスイのポーチといえば若い人の間では定番中の定番です。いち早く日本とのパイプを持ったアナスイは、多くの日本人に親しまれることになりました。アナスイは、中国系のアメリカ人ですが、今ではアジア系デザイナーとしてニューヨークコレクションでは、欠かせないでデザイナーであるばかりか、ニューヨークコレクションを代表するブランドといってもいいでしょう。

アナスイもトータルデザインとして、アパレルだけでなく財布なども人気です。財布といいポーチといい、比較的アナスイのアイテムとしては、お手軽な値段で手に入りますので人気が出てくるのでしょう。ファンの底辺拡大は将来の購買層拡大に繋がります。そのブームが終わったと思ったら、今度はポーチが若い子達に人気になっています。アナスイのデザイン性は、確実に高級志向になりつつ、誰でもそのデザインを楽しめるようなアイテムを用意しているところは、ビジネス的にはデザイン同じように秀でたところがあります。上手な商品構成と言えるでしょう。何より作りが丁寧です。

ポーチにしても、アナスイの独特のデザインは、普通のポ−チと違い、アクセサリーとしての要素が高くて、ファッションをコーディネイトする時、ちょうど良いアクセントとして光ります。もともとアナスイのファンには二コール・キッドマンやナオミ・キャンベルがいて有名になりましたが、もはや有名人が愛用しているからというレベルではありません。アナスイマジックともいえるデザインセンスが味わえます。誰しもアナスイのアイテムを一つは持ちたいと思うようになっています。単体で見ると派手に見えるアナスイのポーチも、いざ身につけてみると驚くほどしっくりくるから不思議です。やはりアジア人として馴染みやすいデザインであり、丁寧で長く使えるアイテムが多いことが一番の原因でしょう。アナスイのブランドは若い女性からもと若い女性まで、幅広い購買層を掴んでいます。それは百貨店を中心にアナスイが販売されていることも一因でしょう。