バーバリーブルーレーベル

バーバリーブルーレーベル

デザインコンセプトは、オードリー・ヘップバーンやジャクリーン・オナシスが20歳代に着る服ということです。 バーバリーブルーレーベルとは、バーバリーと三陽商会が契約して、三陽商会が独自に作り上げた日本国内専用のブランドのことです。 バーバリーの基本的なデザインから逸脱することなく、若い女性をターゲットとした山陽商会の戦略がうかがえます。

いかにもブリティッシュファッションといういでたちで、スポーティさを強調したものになっています。シェープ自体はブリティッシュ系のモッズなどのデザインを意識した丈の短めなデザインとAラインのシルエットは、若々しさとフェミニンさを演出しています。 バーバリーブルーレーベルにはメンズもありますが、デザインの傾向は、レディースとあまり変わりません。 不良っぽい雰囲気だ漂うスリムシェイプが特徴です。 全体的にはバーバリーと同じように、セレブ系のテイラードのキッチリした縫製と上質な生地から手堅い定番どころを押さえたデザインと言えます。

デザインのポイントはキャップなどのファッション小物にも注目が集まっています。そういう意味では、バーバリーブルーレーベルのブランドコンセプトがうかがえます。 トップスには、いかにもバーバリーらしい仕立てのいいアイテムを揃えていますが、最近の流行の短めの丈がブラウスやジャケット、コートにいたるまで貫かれています。メンズに関しては、完全にカジュアル志向が強くて、ボトムのパンツなどはスリムジーンズやカーペンターなど、本家のバーバリーとは一線を画している感があります。 バーバリーブルーレーベルは、メンズよりはレディースが中心のブランドです。 レディースのファッションの場合には、ボトムのパンツでも、スカートでも、ミニやスリム系のファッションアイテムが中心になっています。

基本的なデザインはバーバリーブルーレーベルと同じですが、20歳後半から30歳代のサラリーマンをターゲットにしたブランドになっていて、テイラードのきちんとした仕上がりを見せています。バーバリーブルーレーベルのアクセサリーには、バックを中心としたアイテムが中心です。 ベルトや帽子、シューズまでファッションアイテムは、ほぼすべて揃えることができます。バーバリーブルーレーベルのほかにも、三陽商会はバーバリーとライセンス契約をしていて、日本国内だけのブランドとしてバーバリーブラックレーベルを設立しています。 バーバリーブルーレーベルがレディース主体なのに対して、メンズ主体のブランドになっており、バーバリーブルーレーベルのメンズと違って、スーツが主体のラインアップになっています。 よりバーバリーらしいブランドです。

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