ハローワークインターネットサービス

ハローワークインターネットサービス

ハローワークのインターネットサービスでは、平成11年から「インターネット雇用情報提供システム」という名前で、当時の労働省職業安定局業務調整課が試行していたものです。ただし、以前は前項の検索は各ハローワークの事務所の検索端末ではできませんでしたが、インターネットサービスではできるようになりました。 社会保険庁とともに、不効率な運営管理で労働保険の無駄づかいをしている官僚が少なくなればいいことだと思います。それをインターネットサービスとしただけのシステムになっています。 以前からハローワークの事務所のなかに、専用の検索端末は置かれていました。これによって、無駄なハローワ−クの事務所の統廃合を行なおうとするものです。

今では求人サイトの数は山ほどありますので、ハローワークのインターネットサービスがどれほどの意味を持つのか分かりませんが、とりあえず労働保険を徴収している関係上は、求人活動を促進する機関を作っておかないと世間体が保てないというおかしい理屈はあるかと思います。 ハローワークのインターネットのサービスは、「インターネット雇用情報提供システム」として行なわれていた頃には、ハローワークの東京都内のハローワークで受理した求人募集の案件を載せていましたが、現在においては全国を網羅しています。

今のところは仕方ないとしても、窓口の担当者の不正などが明らかになっていますので、これから失業保険の自動支給などをシステム化すれば防げるように思いますが、そんなことは夢にも考えていないのが、今の労働保険省の現状でしょう。ただし、今のところは失業保険や求職申込などはハローワークの窓口に行かないといけませんので、初回や失業保険の受領のためにもハローワークの事務所に行かないといけないことになっています。 求人募集の案件受理の事務手続きも、インターネットでしているかといえば当然しておらず、次第に求人募集の受け付け窓口業務しかしなくなることは明らかです。これからハローワークの事務所は何をするのでしょうか。

求人募集の更新が営業日だけという極めて不備な点を見る限りにおいては、システム運用に関して不安があります。 情報の漏洩などあった時には、社会保険庁と同様に解体なんてこともあり得るかもしれませんね。 どちらにしても、学生の求人がインターネットで行われるのがあたりまえのご時勢ですから、ハローワークのインターネットサービスも遅きに失くしているとはいえ、実績を公開して健全運営に努めていただきたいと思います。

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