モデリートスキニースリム

モデリートスキニースリムとは、モデリートの運動や食事制限をしなくとも痩せられるということで話題になったサプリメントの姉妹品になります。 サラシノールは血糖値の上昇を押さえる効果があります。 サラシア茶などで通販で販売されています。 原料は亜熱帯地方の植物でサラシアに含まれているサラシノールが主成分になっています。

モデリートスリムは低インシュリンダイエットと呼ばれ種類のダイエット法ですが、古くはインド医学のアーユルヴェーダに記載されている肥満防止の薬と言われています。甚だ怪しげな団体と言わざるをえません。 サラシノール研究会認定証などの保証のことが書かれている場合もありますが、サラシノール研究会なる団体は正式な医学団体ではありません。 モデリートスキニースリムの効果はインシュリンの分泌を抑制して、血中の血糖値を上げ、エネルギー代謝を促して体内蓄積を防止するという効果がうたわれています。 アーユルヴェーダ自体は古代医学であり、伝承的な民間療法の意味あいでしかありません。

基本的に低インシュリンダイエットは、医学的な根拠のないものであって、かえってインシュリンの分泌を抑制することで、副作用として糖尿病の危険性もはらんでいます。それをあたかも飲むだけで、痩せられるというのは、誇大広告のように思われます。 そもそもインシュリンの分泌を抑制したとしても、体内吸収が押さえられるのは糖質のみで、脂質やたんぱく質でも肥満やメタボリックの原因となりますので、ダイエット効果が上がるとはいちがいには言えません。

かりに肥満の状態の人が、高血圧や高脂血症、動脈硬化などを患っている場合に、モデリートスキニースリムを飲んだ場合には、血中の血糖値は上昇して、しょせん血液をドロドロ状態にさせます。これだけで心不全や脳溢血の危険性を高めてしまいます。 いわば糖尿病患者と同じ状態に身を置くのですから、その危険度は大きいと言えます。 動脈硬化の症状を悪化させてしまいます。

アーユルヴェーダに記載されているサラシノールは、サラシアを煎じて飲む程度のものです。それを摂取すればインシュリン抑制作用は高いものになって血中の血糖値も高くなります。 モデリートスキニースリムもその例外ではないでしょう。しかしモデリートスキニースリムは、精製されて純度の高いサラシノールをサプリメントという形にしたものです。 科学的に精製された純度の高いサラシノールを摂取するものではありません。 自然由来の植物エキスを用いたサプリメントでも、けして安全とは言えません。